Led Zeppelin
Led Zeppelin - Led Zeppelin (1969)
1. Good Time Bad Time
イントロのハイハット4分→ハイハット8分→カウベルとどんどん音が増えていく感じがゾクゾクします。この曲を調べると、よよかちゃんのドラム動画がたくさん出てくるので毎回見てしまいます。後半のバスドラムの頭抜き3連まみれのドラムを聴くと白目むきたくなりますが、ギターもベースもドラムも面白いフレーズが多くて何度もリピートして聴きたくなる曲です。最後の曲が終わって再びこの曲のイントロを聴くと良さをもっと感じれます。
2. Babe I'm Gonna Leave You
曲の緩急が大きくてとてもかっこいい。最後は静かに終わっていくのも映画の終わりのようで素敵です。
3. You Shook Me
この曲はウィリー・ディクスンの作った曲でカバーです。Apple Musicで曲名検索するとジェフベック、マディー・ウォーターズのバージョンも出てきたので原曲と合わせて4つ聴き比べてみました。それぞれ全然違う色で面白かったので別の記事で細かく書こうと思います。Led Zeppelinバージョンの特徴としては、歌をなぞるギターではないでしょうか。"And I have birds that sing"の部分は音程の落ち方まで歌とギターが一緒です。最後の"Babe!"からの張り合ってる感じも最高です。キーボードとブルースハープも渋くて好きです。スネアやタム類の音はカラっと乾いたような音に聴こえて、全体的に西部劇みたいな印象です。唐突なタム回しのパン振りがチープで面白いです。
4. Dazed and Confused
3曲目と繋がってると思うほどの曲間の短さ。ベースから始まるのがイカしててかっこいいです。2:30あたりからのベースとドラムが交互に演奏し合ってるのがとても好きです。そこからの加速に痺れます。スネアは一打一打しっかりと鳴らしているけどハイハットはレガートのようなパターンなのも不思議で面白いです。フィルが全部かっこいい。ベースは全部かっこいいです。
5. Your Time Is Gonna Come
キーボードの音が可愛いけどドラムが入った瞬間にツェッペリン!ってなります。サビ頭のシンバルの力強さにグッときます。最後の繰り返すフレーズのフィルを自分もやりたくなりました。
6. Black Mountain Side
前の曲のアウトロとかぶって始まるので思わず笑ってしまいました。かっこいい。
7. Communication Breakdown
疾走感もりもりで駆け抜けていく曲です。ギターソロがとてもロック。6曲目、7曲目ともに短めです。
8. I Can't Quit You Baby
この曲もカバーです。とてもブルージー。スネアにディレイがかかってる?タムの胴を鳴らしてる感じのある音が最高です。たまに入るゴーストノートがいい味を出しています。やっぱりゴーストノートは入れすぎず程々に使うのが良さを最大限引き出せるのかなと思いました。
9. How Many More Times
イントロから遊び心があるギターやドラムで素敵です。間奏が長めでみんな自由に遊び回ってる感じがとても好きです。間奏後のパートはどんどんフィルが力強くなって、歌→楽器のブルースでよく見るパターンからドラムが長くなりギターリフが加わりベースが動き出してどんどんメーターが上がっていく感じが最高にかっこいいです。Liveでのアレンジもかっこいいですギターとベースがウィンウィンしてます(動画10:00あたりから)。最初のパターンに戻って、ドラムのちょっと雑なパン振りでジョン・ボーナムに囲まれているかと思わされて終わります!